top of page
  • 執筆者の写真アイズブライダル スタッフ

おかげさまで12周年!

更新日:2021年1月19日



こんにちは、プロデューサーのイワセです。


本日2020年9月2日、これまで支えてくださったお客さま、キャストの皆さん、ベンダーさんに支えられ、おかげさまで12周年を迎えました。13年目に突入です。


毎年、この日はこれまでの人生を振り返る1日になります。

今日は、朝からロードトリップに出ているので、予約投稿で失礼いたしますが、この記事が投稿されているときには砂漠のど真ん中をいろいろなことを考えながら駆け抜けていると思います。

2020年、世界中が新型コロナウィルスの影響で大変なことになりました。

弊社もいただいていたご予約のほとんどが延期を余儀なくされ、今年はほぼ開店休業状態にはなりましたが、こういうときだからこそ考えさせられることがあり、こういうどん底なときだからこそ感じることがあり、こういうときしか経験できないことがたくさんあって、今後の自分のために、会社のためにすごい糧になったなと思ってもいます。これまでこのウェディング業界で独立前には911のテロや、SARS、独立後にすぐリーマンショックを経験してきて、様々なお客さまの動向を目の当たりにしてきました。年々、お客さまのトレンドは変化していくし、世の中で何が起きているかとかを察知する情報交換というのがやっぱりとても重要だなと感じています。少し話はそれますが、キューバ危機や冷戦終了などは情報があって終えることができたというようなCIA系の本を読んだり映画を見るのが好きなので、情報には常にアンテナを張っていないといけないなと、情報の大切さというのをしみじみ感じています。


10〜20代前半、いろんな経営者の方と意見を交換する機会に恵まれていました。そして20代後半になると幼なじみたちが独立をしていき、いろんな刺激を与えてくれました。ただ先輩たち、友人たちを見て自分を比較して、自分を評価していていつも感じていたこと、それは”自分の器は小さい” ”彼らみたいに器用にはできない” ということでした。 また自分のビジネスに対する考え方、それは会社を大きくしたいという気持ちは全くなく、1組1組のお客さまとの『tsu-na-ga-ri。』を大切にしたい、トムクルーズ主演の映画Jerry Maguireがまさに自分のバイブルでした。器が小さいし不器用な自分だから大きく考えるというよりも、そういった姿が自分にはあっているし、そうありたいと思えていました。


2008年6月30日にハワイのワタベウェディングを退社し、同年7月4日アメリカの独立記念日の日にハワイからカリフォルニアに戻ってきました。ハワイを出発しカリフォルニア上空に来ると各地で行われている独立記念日を祝う花火大会を見下ろしながら、いろいろな決意をしたことを思い出します。この12年間一度もぶれることなく変わっていないこと、それは自分を信じていることです。いつかカリフォルニアでビジネスを始めたいという方にアドバイスができればいいと思い、会社の登記も自分で全て行いました。結果プロにお願いするよりも数倍時間はかかってしまいましたが・・・そして、2008年9月2日に弊社from this moment LLC DBA I'z BRIDALはカリフォルニア州に登記をされました。会社の名前はfrom this moment LLC。1997年にリリースされたShania Twainのウェディングには欠かせない、その歌声が大好きでその曲から名付けました。ビジネスネームはI'z BRIDAL(アイズブライダル )。”I"は私の頭文字、愛(アイ)、愛してるのサイン(合図)のアイズ、ハワイウェディング をたくさんプロデュースしたかったので伝説のハワイアンシンガーのIZなどから名付けました。


アメリカで起業した会社の9割以上が3年持たずに潰れていくと言われています。さらに5年持つのは5%以下とも言われています。

もちろんお客さま、キャストの皆さん、ベンダーさんのおかげだとしみじみ感じていますが、情報収集がとても大切だなとこの数年は特に感じています。たくさんの支えや教えをいただき、ときにはお客さまにお叱りをいただき、いろいろなご意見をいただいてきました。

私は父の教えで人間は社会貢献するために生きていると思い続けています。弊社ができることはとても小さなことではありますが、これまで12年間で650組のお客様のお手伝いで笑顔のプロデュースをさせていただきました。

笑顔で笑顔を生み出す連鎖反応をこれからもプロデュースさせていただき、その対価として利益もしっかり生み出して税金を支払うことによって社会貢献をさせていただきたいと思います。


13年目も厳しい1年の始まりになると思いますが、しっかりと上を向いてたくさんの笑顔のプロデュースの準備をさせていただきます。いつもいつも本当にありがとうございます。


たくさんの感謝を込めて。


2020年9月2日 イワセトモユキ

bottom of page